バレエって痩せないってほんと!?
バレリーナのほっそりとしたスタイルは多くの女性の憧れ。近年は「痩せるためにバレエを始めた」という方も増えているようです。
しかし一方で、「バレエを始めたのにぜんぜん痩せない!」というお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。バレエにはダイエット効果がありますが、実は単にバレエを習っているだけでは痩せないこともあるんですよ。
今回は、バレエを習っているのに痩せない原因や解決策をご紹介します!
バレエは痩せないの?バレエを習っているのに痩せない原因3つを解説
バレエは全身の筋肉を使うためエネルギー消費量が多いほか、筋肉が鍛えられるので太りにくい身体づくりには大いに役立ってくれます。しかし、バレエを習っているだけで必ず痩せるとは言いきれません。
こちらでは、バレエを習っているのになかなか痩せない原因を3つご紹介します!
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バレエを習っているのになかなか痩せない原因①食べ過ぎている
よくあるのが「バレエを習っているからたくさん食べても大丈夫」と思って、つい食べる量が増えてしまうことです。バレエを習い始めたからといって、自動的に食べても太りにくい身体になるわけではありません。バレエダンサーのようにかなり激しいレッスンやリハーサルを連日おこなわない限り、「いくら食べても太らない身体」にはなかなか近づくことはできません。
バレエを習っている安心感から、つい食べ過ぎてしまい、バレエを始める前よりも太ってしまったという話もあります。たとえバレエを習っていても、食べる量には気を付けましょう。
バレエを習っているのになかなか痩せない原因②レッスン回数が少なくてダイエット効果が出にくい
趣味としてバレエを習う場合は、週に数回、1回あたり90分程度のレッスンを受けるという方が多いですよね。週に3回習っている人と週に1回習っている人とでは、当然、体型が変わるスピードも全く違います。
レッスンの回数や動いている時間が少なければ、それだけダイエット効果が出るのにも時間がかかりますから、気長にレッスンを続けていくことがポイントです。早くダイエット効果を感じたい場合は、レッスン回数を増やすのもひとつの方法ですよ。バレエの上達スピードもグンと上がります。
バレエを習っているのになかなか痩せない原因③脚の外側の筋肉が発達して太く見える
バレエでは脚の外側の筋肉も多少は使いますが、基本的には内側の筋肉を意識して使います。しかし、筋力や柔軟性が十分でないのに脚を無理やり開こうとしたり、基礎が身についていないのに難しいテクニックを習得しようとすると、脚の外側の筋肉をたくさん使ってしまい、ゴツゴツとした印象の太い脚になってしまうのです。
このように、太っているのではなく、間違った使い方によって脚の形が悪くなっているという場合も考えられます。先生と相談して自分のレベルに合うクラスを受け、気長に基礎を習得していくことが大切です。
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バレエを習うことでどんな体型になれる?
「バレエを習うとスタイルが良くなる」という話はよく聞きますよね。バレエを習うことで一番最初に変化が現れるのが「姿勢」です。
バレエの美しさを表現するためには、レッスンを通して体の深層部の筋肉を鍛え、ブレない軸を作り、同時に表面の筋肉を伸びやかに使うことが重要です。
深層部の筋肉が鍛えられると骨格が本来の正しい位置に整い、ゆがみのないまっすぐな身体に。さらに表面の筋肉で伸びやかに身体を引き上げる練習をすることで、背筋がスッと伸び、バレリーナのような美しい姿勢に近づいていくのです。
また、バレエを習うことで脚の形も美しくなります。バレエでは脚を開いて使うことが基本ですが、このときに働くのが脚の内側の筋肉です。脚の内側の筋肉が使えるようになると、O脚や外ももの張りが改善され、脚がスラっとまっすぐになっていきますよ。
正しい練習を積み重ねれば細く長い筋肉がつくので、しなやかな脚線も手に入ります。
そして、バレエと言ったらやはり美しい首筋を思い起こしますよね。バレエでは常に肩甲骨を下ろし、首を長く見せることを意識します。長く伸びた首筋はとてもエレガントで女性らしく、魅力的ですよね。
肩甲骨を下ろすことを意識すると自然に肩が開き、同時に腹筋や背筋が使えるようになるので、正しい姿勢が保ちやすいという利点もあります。
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本当に痩せたいなら食事管理も必要
バレエを習うだけでは、すぐにダイエット効果を感じることはなかなか難しいです。しかし、レッスンを続けるとともに食事にも気を配ることで、ダイエット効果がぐんとアップし、体型に変化が見えやすくなりますよ。
こちらでは、バレエのレッスンと同時並行でおこなってほしい食事管理のポイントをご紹介します!
食事管理のポイント①タンパク質を意識してとる
太りにくく痩せやすい身体をつくるのに欠かせないのが筋肉ですが、そんな筋肉をつくる材料となるのがタンパク質です。いくら一生懸命レッスンを積み重ねても、タンパク質が不足していると筋肉がつくられないので、日頃から意識してタンパク質を摂取しましょう。
タンパク質が多く、かつ脂質が少ない食材としては、ささみ、豆腐、鶏むね肉、赤身肉などがあります。食事で十分な量のタンパク質がとれない場合、プロテインドリンクなどで補給しても良いでしょう。
食事管理のポイント②ビタミン・ミネラルを摂取する
ビタミンやミネラルは、疲労回復効果や体調を整える効果があり、元気にレッスンをして体型を整えていくためには欠かせない栄養素です。ビタミンやミネラルを多く含む食材としては、野菜、果物、海藻などが挙げられます。
食事の中からビタミンやミネラルを摂ることが難しければ、サプリメントを利用しても良いでしょう。フルーツジュースや青汁、スムージーなどで手軽に補給するのもおすすめです。
食事管理のポイント③炭水化物を抜かない
ダイエット方法としてありがちなのが炭水化物を抜く食事方法ですが、バレエをやっている方には炭水化物は不可欠です。炭水化物は踊るときのエネルギー源となってくれるほか、タンパク質が体内に吸収されるのを助ける働きもあるため、バレエに必要な筋肉を維持するためにも大切なんですよ。
また、炭水化物不足が続くと脳の働きが低下し、判断力や集中力が低下します。レッスン中に先生の指示を注意深く聞いて、バレエの上達を目指すためにも、炭水化物は欠かせない栄養素です。
実はプロのバレエダンサーも、一日中踊っているだけで美しいスタイルが保てているのではなく、食生活も気にかけている方が多いです。バレエと食事は密接な関係にありますから、必要な栄養素をしっかりとって、健康な身体でレッスンを積み重ね、バレリーナ体型を目指していきましょう。
バレエ教室の選び方!習うとどんなメリットがある?
バレエを習えば痩せるだけでなく女性らしい立ち居振る舞いも身につく!
今回は、バレエを習っているのに痩せないと感じる原因や、食事管理のポイントをご紹介しました。
バレエには確かにダイエット効果はありますが、ただ習っているだけで必ず痩せるというものではありません。バレエのレッスンと並行して規則正しい生活や栄養バランスの整った食事をすることで、バレエのダイエット効果が最大限に発揮されるのです。
バレエを習うと体幹が鍛えられ、背筋や首筋がスッと伸びた良い姿勢を保ちやすくなります。さらに、バレエのレッスンでは爪の先まで常に神経を行きわたらせ、「どうしたら自分が美しく見えるか」を考えるため、仕草も自然と洗練され、女性らしくなっていきますよ。
バレエは長期にわたって継続することで、徐々に身体が変わり、美しい所作が身についてきます。気長にコツコツと続けて、理想の自分を手に入れましょう!